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上段はドイツ編です。ハイドリヒを演じるのはディートリヒ・マットタウシュというTV俳優で、実は1977年のTVムーヴィー"Reinhard Heydrich - Manager des Terrors"でもハイドリヒを演じていて、本作が二度目です。頭髪は薄いのですが(笑)、いい感じを出しています。 このシーンは外套を示します。ドスキンの生地で、SS将官を示すライトグレイの折り返しがついています。左は彼の第一副官である非常に若いSS大佐で、外套に副官飾緒をつけています。・・・こんなのアリ? |
勤務服は開襟です。SS大将の襟章は後期型。このタイプは1942年4月以降ということですから、これは考証としては間違いでしょうね。左胸の記章類は上から高級党員章その下に馬術記章(金)・鉄十字一級章・スポーツ記章。最下部にパイロット=偵察員記章があります。ポケットの上の、略綬の上部には戦闘機搭乗員記章が付けられています。そう、ハイドリッヒは空軍予備少佐だったのですね。ここら辺は正しい考証のようです。ハイドリヒの肩章の兵科色は画面からははっきりわからないのですが。白かライトグレイです。 |
ハイドリヒの左袖には"SD"の徽章がありません。本部長の袖章が見られます。尚、ズボンはシュタイングラウの乗馬ズボンでした。 並んでいる会議のメンバーは、ハイドリヒの向かって左へミュラーSS中将(隠れていますので、左の画像をご覧ください)、シェーンガルトSS上級大佐、アイヒマンSS中佐。右はホフマンSS中将。 |
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ここからは英米合作『謀議』の画像です。 これは外套を示しています。皮の外套で階級章は肩章のみ。ドイツ版と違って兵科色は警察の緑色。こちらの方が考証として正しいのだそうです。 演じているのはケネス・ブラナー。ハイドリヒよりだいぶ凄みがありません。どこかで見たと思っていたら、『ハリー・ポッターと秘密の部屋』の「ギルディ・ロックハート先生」なのでした(笑)。 |
こちらのハイドリヒは折襟の勤務服を着ております。記章類は全く同じと言っていいでしょう。左袖のSD徽章には縁取りがありません。生地の色はドイツ版のフェルトグラウというよりグラウに近いようですが、これは映画全体のトーンのせいかも知りません。ズボンはシュタイングラウのストレートです。 | SS大将の襟章は初期型(1942年3月まで)。こちらの方がドイツ版より正しそうです。襟に銀モール(実際はアルミモールか)の縁取りがありますが、これは明らかに違式です。上着の下には折り襟のワイシャツらしいシャツが見えます。肩章の兵科色はやはり警察の緑色。 |
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| 実際のハイドリヒの画像です。SS中将の襟章を付けていますが、これを参考にしたのがドイツ版"Wannseekonferenz"と思います。但し、肩章は映画と違ってアルゲマイネSSの将官用のものです。 | 同じ開襟の勤務服ですが、SS大将になっております。年代の特定ができないのですが、ベーメン=メーレンの副総督になってからでしょうか。SD徽章がないようです。また、馬術記章が他の不明な記章と入れ替わっています。肩章も国防軍型になっているように見えます。 |
こちらは新型のSS大将の襟章をつけた、折襟の勤務服姿のハイドリヒです。銀モールをつけた襟の角度がシャープになっています。
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